7つの習慣の洗脳がやばいと批判

7つの習慣への批判をまとめて紹介しています。7つの習慣は洗脳のために悪用できる点がやばいと批判されています。また、7つの習慣を学んだ人が洗脳されやすい人格になることもやばいと批判されています。

7つの習慣の洗脳被害がやばい?

7つの習慣はいいことが書いてありますが、7つの習慣にしたがって生きようとしている人は悪人から簡単に騙されやすいという批判もあります。もともと自我が強く攻撃的で周りと対立して困っている人には、非常におすすめの自己啓発本ですが、お人好しタイプの日本人にとっては洗脳被害によって、やばいことになるリスクがあります。どんな自己啓発本にもいい面と悪い面があるので、7つの習慣にもいい面と悪い面があるということです。いい面に関しては7つの習慣の本部と世界中の多くのファンが語っているので、このページでは洗脳リスクなどのやばい点をメインに語っていきます。

7つの習慣それぞれに対する批判まとめ

7つの習慣は人気の自己啓発本として長い間高く評価されていますが、批判的な意見も当然あります。以下では、7つの習慣に対する批判的な意見を紹介していきます。7つの習慣は優れた自己啓発本なので、うまく活用すると大きな成果を得られますが、使い方を間違えると洗脳されるなどやばい被害を受けることになります。そのため、7つの習慣をおすすめしているだけで批判を受けることもあるほどです。

第1の習慣「主体的である」への批判

7つの習慣の第1の習慣「主体的である」に対しては、自己啓発本を読んで気分が高揚しているときに、主体的であろうとすると取り返しのつかない間違った生き方をしてしまうリスクがあると批判されています。親などの周囲の批判を気にして思いとどまっていた人が、カルト宗教やマルチや自己啓発セミナーに洗脳されてしまうというリスクがあります。また、能力が低い人が会社をやめて独立したり、起業したりして大失敗をして多くの人に迷惑をかけてしまうリスクもあります。

7つの習慣の第1の習慣「主体的である」を悪用しているブラック企業もたくさんあります。主体的に作業や自己啓発をさせて無償で会社に奉仕させて批判を受けていますが、洗脳されている社員は言うことを聞き続けてしまいます。主体的に残業をしている人に対しては業務命令ではないので給料を支払う必要はないというめちゃくちゃな理論で従業員を搾取しています。7つの習慣の人気を利用して、都合のいい押し付けを批判を受けずに行おうとする人がいるのです。

第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」への批判

7つの習慣の第2の習慣「終わりを思い描くことから始める」に対しては、若ければ若いほど終わりを正しく思い描くのは難しく、その結果、人生のいちばん大事な目標設定がズレてしまうと批判されています。若い人は人生の終わりをうまく描けないので、ブラック企業の上司や社長に都合のいい終わりの描き方を誘導されて、搾取されるリスクがあります。

また、人生の終わりには「もっと◯◯をやっておけばよかった」と後悔する人が多いので、それを利用して、「もっと熱心に仕事をすればよかったと公開せずにすむように、もっと本気で仕事を頑張ろう」と説得されてしまう社員も多いです。終わりを思い描くという自己啓発ノウハウは使い方によっては人生の大失敗に繋がります。

第3の習慣「最優先事項を優先する」への批判

7つの習慣の第3の習慣「最優先事項を優先する」に対しても、未熟な若者が悪人から最優先事項を巧妙に押し付けられるリスクがあるという批判があります。7つの習慣には、「重要度が高く、緊急度が低い」ことをいかに行うかが大切だと書かれているので、それを悪用して緊急度が低いはずの仕事も長時間残業させてやらせられる若者が続出するリスクがあります。

また、重要度と緊急度に関してよく理解できない人が実践すると緊急度が高い仕事をおろそかにして、大きな失敗や周囲からの批判につながるリスクもあります。7つの習慣の第3の習慣「最優先事項を優先する」は、才能のある人がくすぶっている場合に大成功につながる教えですが、凡人が真似するのはリスクが高いです。凡人は緊急度が高い仕事をこなすことで日銭を稼ぐのが一番いい生き方である可能性が高いです。

第4の習慣「Win-Winを考える」への批判

7つの習慣の第4の習慣「Win-Winを考える」に対しても、未熟な若者が悪人から一方的に損をする関係を「Win-Winだ」と巧妙に押し付けられるリスクがあるという批判があります。7つの習慣では私的成功を達成してから、Win-Winを考えるという流れになっているので、ある程度は不当なWin-Winを押し付けられるのを防げますが、私的成功の段階で騙された人はWin-Winの関係を作る段階でも騙されてどんどん被害が拡大していきます。

また、「Win-Winを考える」人として悪い世界で有名になってしまうと、「Win-Winだね」と騙されて一方的に損をし続ける人も生まれてしまいます。長期的に考えると「Win-Winを考える」生き方をしていると周りに同じ考えの人が集まってきて成功しやすいのですが、一方的に利用され続けたことがトラウマになって成功するまで7つの習慣の第4の習慣「Win-Winを考える」を続けられないリスクも高いです。

第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」への批判

7つの習慣の第5の習慣「まず理解に徹し、そして理解される」に対しても、未熟な若者が先に理解に徹しようとした結果、悪人に都合のいいように洗脳されて搾取されるリスクがあるとの批判があります。ただし、相手が普通の人だった場合には、先に理解を示すことで信頼を得ることができ、お互いに理解し合って非常に良好な関係を築くことができます。

第6の習慣「シナジーを創り出す」への批判

7つの習慣の第6の習慣「シナジーを創り出す」に対しても、未熟な若者が悪人に騙されて安い給料などの少ない見返りで、過剰に働かされる関係をシナジーと考えるリスクがあると批判されます。一方で、うまくシナジーを作ることができれば、多くの人と一緒に成功を掴むチャンスが広がります。

第7の習慣「刃を研ぐ」への批判

7つの習慣の第7の習慣「刃を研ぐ」に対しては、上記の6つの習慣がうまく言っていない場合に実践すると自体がさらに悪化するリスクがあると批判があります。一方で、上記の6つの習慣全てに成功すると、第7の習慣を続けることで自分と周りの人生が最高の成功サイクルに入るメリットがあります。

7つの習慣と洗脳の関係

「7つの習慣」は自己啓発の指南書として世界的に知られていますが、本書の教えが洗脳につながる可能性が指摘されています。ここでは、その洗脳への道とその影響について話し合います。洗脳は一般に否定的な意味合いを持ちますが、この文脈での「洗脳」は自己啓発の教義が個人の思考や行動に深く浸透する現象を指します。

7つの習慣による洗脳のやばい所

「7つの習慣」を過剰に受け入れることは、時に個人の判断力を鈍らせ、不健全な生き方を推奨することにつながりえます。例えば、主体性を強調するあまり、現実的なリスクを軽視して無謀な行動をとる。また、効率化や優先順位設定の追求が、社会や周囲との関係を犠牲にする結果に終わる可能性もあります。最悪の場合、自己啓発セミナーやブラック企業による搾取の道具として用いられ、過度の自己責任論で個人を追い詰めることも考えられます。

7つの習慣による洗脳のいい所

しかし、7つの習慣を使った自己洗脳であれば肯定的な面もあります。例えば、自己管理能力の向上や目標設定の技術を学ぶことで、人生においてより主体的な選択が可能になります。また、自分自身を洗脳してコントロールすることの大切さを学ぶことで精神的な自立を促し、ストレスが少ない生き方を実践することができるようになるかもしれません。正しく理解し活用すれば、個人の生活やキャリアにおいて大きなプラスになることは間違いありません。自分自身を主体的に洗脳すれば、7つの習慣は非情に役立つ考え方ですし、悪質な洗脳被害にあう確率を減らすこともできます。

7つの習慣のやばい所を考えよう

「7つの習慣」が提案するライフスタイルや価値観が、誰にとっても有益であるとは限りません。特に、本書の理論を極端に適用したり、間違った方法で解釈することによって、個人や社会に様々な弊害が生じる場合があります。ですから、7つの習慣を読む際にはやばいことになるリスクも想定したほうが良いです。

7つの習慣によるやばい事件は自己責任

7つの習慣はあくまで成功するために役立つ考え方を伝えているだけです。ですから、実際に7つの習慣にしたがって行動して起きることはすべて自分の実績であり、自己責任でもあります。ですから、無責任に7つの習慣を実行するのではなく、あくまで自分の責任で7つの習慣を活用することを考えましょう。第1の習慣「主体的である」は非常に優れた考え方ですので、間違った使い方でやばいことになるリスクを避けつつ、積極的に使いましょう。

7つの習慣に対する批判まとめ

7つの習慣それぞれに対する批判ではなく、全般に対する批判を以下でまとめます。

1. 環境や社会的要因の無視

7つの習慣は主に個人の内面的な変化に焦点を当てており、環境や社会的要因の重要性を軽視しているとの批判があります。環境や社会的な制約がある場合、単に習慣の改善だけでは問題解決や成功への道筋を見つけることが難しいと指摘されています。

2. 結果主義の偏重

7つの習慣は結果主義的な考え方を強調しており、成功や目標達成に焦点を当てています。しかし、プロセスや過程の重要性を無視してしまう可能性があり、結果のみを求めることによるストレスや不満を生むという意見もあります。

3. 個人主義的なアプローチ

7つの習慣は個人の自己啓発にフォーカスしており、他者との関係性や共同作業の重要性を軽視しているとの批判があります。協力や協調が求められる現代の社会では、個人主義的なアプローチだけでは問題解決や成功への道筋を見つけることが難しいとされています。

4. 非現実的な目標設定

一部の批評では、7つの習慣における目標設定が現実離れしていると指摘されています。過度なパフォーマンスや完璧主義を求めることでストレスやプレッシャーが生じる可能性があるため、目標の設定には適切なバランスが必要とされています。

5. 一般化の限界

7つの習慣は一般的な原則を提案していますが、個人や環境の違いを考慮していないとの指摘があります。個人の性格やバックグラウンド、文化的な要素などが異なる場合、同じ方法やアプローチが必ずしも適用されるわけではないという意見もあります。

6. 複雑な問題への適用の限界

7つの習慣は比較的単純な問題や課題に対して有効な手法であるとされていますが、複雑な問題への適用には限界があるとの指摘があります。特に組織や社会的な課題に対しては、より綿密な分析や戦略が必要とされる場合があります。

7. バランスの欠如

7つの習慣は各領域でのバランスの重要性を強調していますが、実際にはバランスを保つことが難しい場合があるとの意見があります。多忙な日常や複数の役割を持つ人々にとって、全ての習慣や領域に均等な時間とエネルギーを割り当てることは困難な場合があります。

これらの批判は一部の意見を反映しており、7つの習慣の手法や原則を疑問視する立場から提起されています。個人のニーズや状況に合わせて批判的に考えることも重要です。